« 2021年1月 | トップページ | 2021年3月 »

2021年2月28日 (日)

『新・入り婿侍商い帖 遠島の罠(三) 』読了

千野さん最長シリーズですか。ここで一区切り、でもまだまだ続くとのこと。すごいなあ。
ところで今回は江戸と八丈島の物語が交互に。ちょっと落ち着きがなかったかなあ。章ごとに舞台を変える(第一話江戸、第二話八丈、最後に江戸とか)方が落ち着いて読めたかも。

| | コメント (0)

2021年2月26日 (金)

『【合本版】ガダラの豚』読了

エンタメ・ホラー小説。エセ超常現象からだんだん呪術の世界に。たしかに面白いけど最後のスプラッターがちょと肌に合わない。そういうのが好きな人には傑作なんだろうな。元作品は1993年刊行。その頃の流行りか。もう「中古典」の仲間入りをしてもよさそうなものだが、この電子版は2018年刊。まだまだ現役。そっち方面の需要はあるということか。

| | コメント (0)

2021年2月25日 (木)

『ゆうきまさみのはてしない物語 地の巻』読了

(借.板橋区→新宿区立図書館)
初出1997年(24年前)、とはいえやはり年代差を感じる。というか著者とは8歳違いのようだから、むしろ興味関心が違うほうに向かっていたということだろう。ただ、マンガ・アニメ方面以外(世相的な部分)は共感できる部分多々。

| | コメント (0)

2021年2月24日 (水)

『ただいま収蔵品整理中! 学芸員さんの細かすぎる日常』読了

博物館学芸員の日常(の一部)をかなり詳しく紹介しているマンガ。そういう意味ではなかなかお目にかかれない博物館の裏側を理解するのに良い。漫画家さんも学芸員資格等持っているし正に適任。博物館学芸員を目指す人、ミュージアムに興味を持つ人必読。なんだけど、なんか絵柄がちょっと。その辺はまあ個人的な感覚だから違う感覚の人もいると思うので何とも言えない。
気になったのは、顔がみんな同じように見えてしまうんだけれど…ガテン系の峰君でさえたまに。

| | コメント (0)

2021年2月23日 (火)

『ゆうきまさみのはてしない物語 天の巻』読了

(借.板橋区→新宿区立図書館)
1985年から続いているマンガエッセイ。ゆうきまさみのよい読者ではないので、しかもその頃(この巻は1985~93年)のそちらの業界関係には疎いので、ちょっとわかりにくいところもあるが、マンガの力?でそれなりに面白く読めた。個人的には『新九郎、奔る!』からまともに読み始めた作家さん(かなり遅い(^^;。しかしこの新九郎は傑作だと思う)。そんな人の今までを知るために引き続き読んでみる。

| | コメント (0)

2021年2月21日 (日)

『どくとるマンボウ青春記』読了

斎藤美奈子さんの『中古典のすすめ』で結構評価が高かったので購入読了。そう最後の旧制高校~大学生の韜晦ですね。自虐的に書いているけど実はかなり優秀だったのであろう著者。もちろんバンカラで、現代だったら徹底的に叩かれるであろうかなりの無茶はしていたのだろう(今は叩きすぎ)。でもやっぱりエリート。父親が斎藤茂吉で兄が斎藤茂太だし。ちなみに斎藤茂吉の父親としての一面も描かれている。
古き良き時代(正確には戦前の残滓なのかもしれないが)へのあこがれが感じられるのは、レベルこそ違え、私が昭和43年に大学へ入ったころはまだかすかにそのまた残滓が残っていたからか。
斎藤美奈子さんが「中古典」に『航海記』でなくこちらを取り上げたのはやはり現代から見ると国内であるだけ理解しやすいからだろうか。『航海記』のほうはやや差別的に感じられる部分があるので。

| | コメント (0)

2021年2月19日 (金)

『イスラームからヨーロッパをみる――社会の深層で何が起きているのか』読了

ムスリムと西欧世界(ヨーロッパ中心の)の状況がよくわかる本。
人間世界は難しい。文明の衝突、宗教的固定概念などという言葉が双方にあるのだろうと考えさせられる。もはや地球外に人類が植民するしか方法はなさそうな気もする。とはいえ今日探査機の火星着陸がニュースになっている段階であり、まだ人類は月以外の他天体に到達していないのでこれは即効薬にはならない。当分は何とかいろいろなだめすかしてやっていくほかはないのだろう。う~ん…

| | コメント (0)

2021年2月15日 (月)

『どくとるマンボウ航海記』読了

元の作品は昭和35(1960)年刊行で当時のベストセラー。その時代と感覚を持ってみれば見事な作品だろう。韜晦とユーモアもその時代なら通用するもの。ただ、現代読むとなると特に前半のアジア部分などあえて書いているのだろうがやや差別的感覚が感じられてしまう。とはいえそういう時代を感じるためにも読むのは無駄ではないだろう。それ以外の部分では基本楽しく、またちょっと考えさせる部分もあり、面白い作品だと思う。

| | コメント (0)

2021年2月14日 (日)

『ヘンな科学 “イグノーベル賞" 研究40講』読了

気軽にイグノーベル賞の研究のさわりを知るにはいい本。もちろん全体を知るには不足しているのだろうが、まあ大体どんなものかはわかるようだ(たぶん)。イグノーベルといってもけっして科学者たちがふざけて研究しているわけではなく、まじめに研究している中で一見おかしく見える発見があるということのよう。われわれ一般人に科学の面白さを広めるという意味で重要な賞なのであろう。そしてサイエンスライターさんがこういう本を書いてさらにそれに貢献するということも重要だと思う。

| | コメント (0)

2021年2月10日 (水)

『百年の手紙――日本人が遺したことば』読了

手紙の一部、著者の大事だと思ったところのみ引用。できれば何らかの形で全文がわかるとよいのだが、著作権とか新書媒体の形式などで無理なのだろう。それでも十分日本近代の人々がどう考え行動してきたかがすべてではないにせよ読み取れる。そしてやはり戦争関係が一番考えさせられる。「生きのびるための岩波新書」の一冊に選ばれており、その中では読みやすい本だとは思うが、かなり重い内容を含む本。

ちなみに次はちょっと軽めの本を読みたいと思い『どくとるマンボウ航海記』を電子本で読み始めた。さて、どくとるマンボウこと北杜夫氏は楽しめるかな?

| | コメント (0)

2021年2月 9日 (火)

『追跡』読了

2005年刊行の単行本の文庫化。ちょうど千野さんを知る直前ぐらいに書かれた作品。今とはちょっと作風が違うようだ。丁寧に書かれているが正直ちょっと暗い。恨みが錯綜しているので若干読み進めるのに時間がかかった。確かに縄田氏の解説にあるように藤沢周平さんの初期作品を思わせるところも。そのままの方向で行かなくてよかったというところも藤沢さんと同じかも。

| | コメント (0)

2021年2月 3日 (水)

『中古典のすすめ』読了

一昔前のベストセラーを改めて紹介・評価するというなかなか面白い企画。過去に読んだのは柴田翔『されどわれらが日々―』(大学時代に先輩に貸されてやむなく読むもよくわからなかった)、中野孝次『清貧の思想』(これは途中でつまらないので放棄だったかな?)ぐらいという私にはうってつけの本かも。あ、小松左京『日本沈没』のコミカライズしたものを昨年読んだか。
過去のベストセラー本がどんな内容だか知ることができたのは良かった。さて、改めて読みたい本というと『どくとるマンボウ』のシリーズぐらいかな。評価は高くてもめんどくさい本は今更読む気はしないし。あと、堀江邦夫『原発ジプシー』がちょっと気になったので、簡略版に水木しげるの絵が入ったという『福島原発の闇』を購入してみた。

| | コメント (0)

2021年2月 2日 (火)

『日本怪奇小説傑作集3』読了




著者 :
東京創元社
発売日 : 2005-12-10
(借.渋谷区立図書館)
昭和35〜平成5年まで発表された作品。この時代になると「似て非なる異世界の幻想」的なものが多くなっているような気がする。個人的にはオーソドックスで作品としての完成度の高い傾向の1巻の時代が良いが、その辺は好みの違いもあるだろう。

| | コメント (0)

« 2021年1月 | トップページ | 2021年3月 »