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2021年7月27日 (火)

『薔薇の名前』〈上〉・〈下〉読了

名にしおう、なかなか読みでがある小説。正直読むのがメンドクサイ本。メイン?の推理小説的な部分はまあそれほどではないが、記号論といわれてもちょっと面倒。中世神学とか異端とかキリスト教関係にはそれなりの知識が必要。興味深かったのは最後の「神トハタダ無ナノダ」というところ。
ま、それはそれとしてあまり語られていない(と思うのだが)点では中世からルネサンスに移ろうとしている時代がうまく描かれているのではないかと思う。教皇とか皇帝とか異端審問とか問題がありすぎて、このままではどうしようもない様子がわかる。もちろん小説であって歴史書ではないので基本フィクションではあるが、そんな状況だったのだろうなあと思わせる書きぶりである。
一応読み終わったのだが、関連書などを読んだうえでもう一度チャレンジしなければならない本かもしれない。

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