2014年4月 3日 (木)

『汽車に乗った明治の文人たち』読了

明治中期の鉄道紀行文を集めたもの。文士たちの鉄道中心の旅はなかなか興味深い。人力車や馬車、人車!、はては徒歩まで併用しないとならない時期だし、鉄道車両自体もまだ乗り心地はそれほど良くないものも。それでも前代よりははるかに旅程ははかどるので皆乗ったのだろう。
鉄道紀行文としては饗庭篁村、幸堂得知など根岸党の面々のものがやはり面白い。脚色もあるのだろうが明治の弥次喜多道中的な楽しさである。こんな旅をしてみたいものだが、気心の知れたメンバーがいないなあ。(Aさんが生きていれば…)

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2010年6月27日 (日)

『楽しい東葛ウォーク事典』

『ポケット版 楽しい東葛ウォーク事典 流山・野田・松戸・柏・我孫子・市川・柴又・取手を歩く』(流山市博物館友の会(編著)、崙書房出版)読了。
まあ、読むという本ではないのだろうが、読んでしまった。
副題にもあるとおりの地域の歴史散歩案内書。あまり一般的ではないだろうが、その地域の歴史好きの人たちにとっては有用な本であろう。
編著者の友の会は31年の歴史があり、多くの本を出すなどかなり活発に活動しているようだ。

個人的には、祖先の地である関宿、親戚がある野田市駅・愛宕駅周辺、息子の通う東京理科大学がある運河(いずれも現在は野田市内!)あたりが載っているので買ったもの。特に関宿については、いずれもう少し調べてみたいと思っている。

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2010年3月 4日 (木)

『偽書「東日流外三郡誌」事件』

『偽書「東日流外三郡誌」事件』(斉藤光政、新人物文庫)読了。
以前からよく名前は見ていた「東日流外三郡誌」だが、あまり詳しくは知らなかった。古田武彦とか安本美典という名前が出ていたが、どちらが真書派でどちらが偽書派高も知らなかったし、その方々が歴史学者としてどの程度の位置にいるかも知らなかった。でも、気にはなっていたので、ちょうどこの本が文庫で出たのを期に読んで見た。
本自体は面白かった。偽書性がどんどん暴かれていくのが痛快だった。まあ、最初から学会に相手にされないものを三流学者や一部マスコミ、オカルト系がわいわいはやし立てただけということのようだ。(でも、しぶとく残りそうな気がする)
ただ、著者が東奥日報記者として関わった最初から偽書側に寄った考えで取り組んだようだし、この本でも真書派の意見はほとんど取材・掲載されていない。この点はたとえ取材してもちゃんと答えてはくれないだろうから著者の責任ではないが、12章にある梅棹忠夫氏と同様事件のメカニズムに興味のあるものにとっては、もうちょっとツッコミが欲しいところである。真書派の古田氏でない誰かがそちら側から見たこの事件について語ってくれないものだろうか。

あまり関係はないかもしれないが、この学界の態度と結果を見ていると、ネットの掲示板などで「荒らしは放置」などとしている態度もいかがかと思われる。

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2009年11月28日 (土)

小浜(藩)酒井家下屋敷と正雪地蔵

先の連休にに神楽坂では「ドーンと福井in神楽坂 越前・若狭まつり」というイベントが開かれていました。その一環として23日(月・祝)には「小浜藩酒井大老登城行列の神楽坂行進」が実施されました。例のObamaさんと関係を付けようと必死だったあの小浜ですね。
そんなこと(Obamaさんは別です)に興味を引かれ、少々調べたところ若干の疑問点も出てきましたので、今日はゆかりの場所を歩いてみました。

Rimg0012 Rimg00121_3 左)まずは23日の行列の様子です。大名の行列としては少々軽い感じで、「大老酒井忠勝公」も「将軍徳川家光公」(なぜ将軍がいる?)も歩いていましたし、駕籠は車に乗って引っ張られていました。ま、その辺はご愛嬌というところでよいかとは思います。
右)そしてこちらが矢来公園にある「小浜藩邸跡・杉田玄白生誕地」の碑です。隣のリスの像はなぜ置かれているのでしょうね?

Rimg0009_2 Rimg0005_2 左)碑の足元にある説明板です。
碑の建設経緯はこちら。公的機関のページとしてはこちらをご覧ください。
右)こちらは付近にある秋葉神社。酒井家の邸内社だったそうです。右側に赤いものが見えていますが…

Rimg0004 Rimg0006左)これが「正雪地蔵」。由比(井)正雪を祀ったものといわれていますが、キリシタン燈籠ではないかと言う説が有力なようです。
右)横から見てもたしかにお地蔵様には見えません。

まあそれはそれでよいのですが、疑問点がいくつか浮かびました。

その1.碑の説明によれば「下屋敷」として賜ったとあります。本来大名本人が居住するのは上屋敷のはず。それならここ下屋敷から神楽坂を通って登城することはないのではないでしょうか?
それとも、矢来町の邸は上屋敷として扱われた時期があったのでしょうか。もっとも、ちゃんと調べていないので、忠勝の時代の上屋敷がどこにあったのかは分かりません。

まあ今回の客寄せイベントなどに文句をつけてもしょうがないといえばそれまでですが…

その2.「正雪地蔵」がなぜここにあるのか?
神社の境内に仏教系の「地蔵」があるのは、廃仏毀釈以降ではあまりないのではないでしょうか(ないことはない)。それよりいつからあったのかが気になります。正雪にしてもキリシタンにしても江戸時代には御禁制的扱いを受けたはず。大名の邸内にそんなものが普通にあるというのは考えにくいです。
では明治以降か?とすればそれ以前はどこにどういう形であったのか。新宿区史跡散歩(高橋庄助著、学生社)という本には近くの崖下から掘り出されたという記述があり、そこは酒井家敷地内であったとある。酒井家以前の小浜城主京極家はキリシタン大名であり、領内にはキリシタンが多かったという。それを弾圧したのが大老であった酒井忠勝。その邸内に織部燈籠型キリシタン像が埋められていたとすれば…。いろいろと想像を刺激される状況ではあります。
さらに藩邸碑の片面に名を残す杉田玄白がキリシタンだったという説もあるようです。さて?

もう一つの「正雪」については、正雪の屋敷が近くの榎町にあったということから来たようですが、とても地蔵には見えないものをそう名づけた理由はなんなのでしょうか。

と、疑問点を書いてみましたが、今度図書館にでも行って調べてみましょうかね。
ところで、物の本によれば「藩」という呼び名は江戸時代には一般的には使われていなかったそうです。呼び名としては「家中」になるとか。「小浜藩」は「若狭国酒井家中」とでもなるのでしょうか?

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2009年9月15日 (火)

『お江戸超低山さんぽ』

東京散歩本だが街中にある「超低山」という切り口が面白い。
著者の専門であるイラストも味がある。ちょっと出かけて見たくなる本。

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2009年5月22日 (金)

『にいがた星紀行』

『にいがた星紀行』(沼澤茂美、野島出版)読了。
表紙の写真を含めて大変美しい写真に飾られた本。過去に新聞掲載されたものを元とした天文エッセイだが、新潟県中心の視点で書かれている。久しぶりに天文アマチュア(学者でないと言う意味)による好著を読んだ気がする。
そういえば、この本の中でも触れられている藤井旭さん、いろいろあったようですけど、どうしてるのでしょうね。最近天文年鑑ぐらいしか名前を聞かないけど。

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2009年1月 4日 (日)

今年の初昼間パトロール(&追記.ワンパト隊ブログへの移行について)

Rimg0002 今年初の日曜日。神楽坂もそれなりに賑わっていました。
ムクもとりあえず毘沙門様にご挨拶。今年もよろしくお願いします。

といったところで、牛込ワンパト隊のブログを作ってしまいました。
ムクのパトロール日誌もそちらでの掲載となります。今後は牛込ワンワンパトロール隊ブログの方でムクの活躍ぶりをご覧ください。(1/7追記)

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2008年12月28日 (日)

年末最終日曜パトロール

Rimg0006今年も押し詰まって28日。最終日曜日の毘沙門天前には例年のように正月飾りや花を売る露天が出ていました。神楽坂通りも観光客の姿は少なく、ちょっとせわしないながらも落ち着きを取り戻した感がありました。みんな田舎に帰っているのでしょうか?
今日は、ちゃんちゃんこパトロール姿もやや注目されましたし、お友達ともそれなりに。そういえばお散歩しているフェレットちゃんとも仲良くしました。
でも、夕方寒くなってきても帰ろうとせず、震えながら友達や可愛がってくれる人を探して立ち止まり続けるのはやめて欲しいな。

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2008年12月21日 (日)

強風の中、路地もパトロール

Rimg0002 Rimg0004 今日は冬至。なのに南からの強風が吹き荒れる神楽坂地方でした。天気は快晴だったんですけどね。
で、気温は高かったのでちゃんちゃんこはやめてパネル=ステッカーをつけてパトロールしてきました。やはり視認率は高く、注目はされましたが、ステッカーが硬いので可愛がられにくかったようです。なかなか難しいところですね。

写真左は和可菜さんの前。路地裏もパトロールです。というか、他のワンちゃんが入っていったのを追いかけただけなんですけどね。^^;
で、その先に出たら(同右)片側の建物がすっかり取り払われて駐車場に!神楽坂の代表的な写真スポットが台無しです。

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2008年12月14日 (日)

牛込ちゃんちゃんこパトロール隊

Rimg0005 Rimg0007 師走の神楽坂に牛込ちゃんちゃんこパトロール隊が出現というのはウソですが、買ってもらったちゃんちゃんこにワンパトバンダナをつけてもらってパトロールしてきました。バンダナはお母さんに洗濯したうえ縫ってもらい、字も上書きしてもらったので新品同様です。
さすがに寒くなり、ムクも年取ってきたので防寒対策も必要になりました。寒候期の間はこれで行こうと思います。

写真左は第一勧信前。師走の風物詩、年末ジャンボ宝くじ販売所が仮設されていました。
右は夕闇の神楽坂。木々の葉も落ち、すっかり初冬のたたずまいです。

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